歯科衛生士が解説する歯医者さん入門講座

ベテラン歯科衛生士が虫歯や口腔衛生等についてアドバイスします。

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詰め物や被せた物が取れた時

 


   一度治療して詰め物を入れたり、金属やセラミック等を被せた
  ものが、外れてしまうことがあります。
  取れた物は、出来るだけ無くさずに歯医者さんに持っていきましょう。
  取れた物を付けなおすことが出来る場合もあり、それが出来なく
  ても、歯医者さんが取れる前の状態を把握することが出来るからです。
   
  なくなってしまった場合にはそれはそれで大丈夫です。
  どんな物が取れたのか、分かる場合には歯医者さんに伝えて下さい。

  食事中等にもし飲み込んでしまっても、心配はいりません。
  2~3日のうちに排出されて出てきます。
  まれな場合ですが、気管に入った時は、入ったと同時に、むせて
  咳き込んだり、息苦しさや 痛みを感じるなど、おかしいと自分で
  分かるので、その時はすぐに救急車を呼んでください。
  この場合、吐き出せなければ手術で取り出します。

  取れた所は、汚れが付着しやすく、食べカスなども挟まりやすく
  なります。
  痛みがひどくなければ、歯磨きをして清潔にしておきましょう。
  また、歯質も弱くなっているので、そのまま放置すると、虫歯が
  進行したり、歯が欠けたり割れたりなど、取れたことによる新たな
  症状が出てくることがあります。
  ですから、 出来るだけ早く歯医者さんに行って下さい。
 
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| 詰め物や被せた物が取れた時 | 09:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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歯の一部をかぶせている金属の場合

  
               
     インレー

           
虫歯が見つかり、勇気を出して歯医者へ行って、時間もお金もかけてやっと治したはずなのに、かぶせてもらった金属が外れてしまう事があります。どうしてだろう?と疑問に思う人が多いと思います。1度治したんだから、その歯はずっと健康であるはず。そう考えるのが自然な事です。外れてしまう理由を見ていきましょう。              
  
上記の写真の金属は、「インレー」と呼びます。虫歯は取りましたが一般的に歯の神経は残っています。(例外もあります)ここでは「インレー」について述べています。
 
①セメントの寿命               
 
虫歯を取って型を取り、出来あがった金属を歯につけるのですが、その時に使うセメントには寿命があります。大体長くて10年ぐらいが一般的です。けれども、人によって、歯に加わる圧力が違います接着力は残っていても、セメント自体がが割れてしまうことがあります。そうなるとセメントの接着力が弱くなり、セメントの持つ寿命を待たずに外れてしまいます。
  
②同じ所に虫歯ができる
「一度虫歯を綺麗に取り除いても、再び虫歯になってしまう事があります。はめた金属と、歯質との境目には小さな段差があり、そこにプラークが残りやすく、金属の下の方へ虫歯が広がってしまします。そうすると、虫歯になった所からゆるみが生じて外れてしまいます。

噛み合わせる面だけでなく、歯と歯の間はとても再発しやすい部分です。1度虫歯にしてしまった歯は、その後のプラークコントロールによって、再発を最小限に抑える事が出来ます。そう言う理由もあり、歯医者さんに行と、歯磨きの指導やアドバイスが必ずあります。

③粘着性の食べ物にくっついてしまう

金属をつけるための、セメントや接着剤の接着力が弱って来た時に、キャラメルやガム、お餅などといった粘着性の強い食べ物を噛む事で、それらの食べ物の粘着力に負けてしまい外れる事もあります。

④歯が欠けてしまう

虫歯が大きい場合、その大きさに応じて、歯をたくさん削らなくてはなりません。そうすると、残っている歯質が薄くて弱いため、噛む力を支えきれすに割れたりかけてしまう事があります。そのためにセメントが劣化して外れたり、欠けた歯質にくっついて取れる場合があります。  
   
⑤金属の適合が悪くなる

歯につけた金属も、年数が経つと共に劣化していきます。物を咬んだり歯ぎしり等によって、歯は少しづつすり減り、金属もすり減っていきます。それによって歯との適合が悪くなり、すき間ができたり金属自体に穴があく場合もあります。それにセメントの劣化も重なって外れてしまいます。
  

| どうして銀歯が取れるのか | 17:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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歯にすっぽり被せている金属の場合

   

     クラウン


この写真の真ん中に位置する銀歯を、クラウンと言います。クラウンは、歯茎よりも上の部分に当たる歯質がほとんど無いか、全く無くなってしまった歯に対して使います。歯の根っこは歯茎の下にきちんと残っています。歯の根っこはありますが、噛み合わせる所が無いので、それを補うために考えられた、かぶせるタイプの金属です。

歯茎よりも上の、お口の中に見えている部分を「歯冠」(しかん)と呼びます。歯茎よりも下の、歯の根の部分を「歯根」(しこん)と言います。
  
クラウンは、歯根を支えとして、その上に土台を立てます。土台の上に、歯の形をしたクラウンをかぶせる、「2重構造」になっています。写真に写っているクラウン下には、もう1つの金属があります。この「2重構造」は、奥歯だけでなく、前歯にも使われています。土台は、金属の他に、条件に応じて、セメントを用いたり樹脂剤なども使われます。

この2重構造は、土台の素材や土台の上にかぶせる人工歯の材質や種類が違うだけで、前歯でも奥歯でも構造自体は変わりません。また保険治療でも、自費治療でも同じです。
 
土台を歯根にくっつけるのには、セメントや接着剤を使います。クラウンを土台にくっつけるのにも、セメントや接着剤を使います。このセメント等の劣化や、力のかかり具合によってセメントが割れたりすることで接着力が弱くなって外れてしまいます。クラウンだけが外れてしまう事よりも、土台ごと、歯根から外れてしまう場合の方が多いです。
 
クラウンの場合、歯質が薄くもろい為に、歯にひびが入ったり、割れてしまう事があります。歯にかかる力を受け止めるだけの、十分な歯質が残っていない場合に起こります。割れた歯の破片が土台にくっついた状態で、取れてしまう事もあります。

  
  

  

  

  

| どうして銀歯が取れるのか | 14:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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詰め物が取れるのはなぜ?



歯の詰め物は、最近ではコンポジットレジンと言う樹脂材を使用します。この材料は、細かいフィラーと言うガラスの粒が無数に混ざっていて、強度を上げるのに大変役立っています。レジンは、柔らかいペースト状になっている物や、液状のタイプもあるので、どの様な所にも詰める事が出来ます。
 
歯に詰めたレジンは、特殊な光を一定の時間当てる事によって、強固に固まります。そして噛む時の強いの衝撃にも耐えられるようになります。カラーも歯の色と同系色で、様々な種類があり、このレジンの登場によって、歯科治療は飛躍的に進歩したと言えます。

けれどもレジンにも寿命があり、年数が経つうちに劣化します。吸水性もあるので、常に湿った状態のお口の中では、徐々に強度が弱ってきます。レジンは、レジン用の特殊なボンドで歯面に貼りつけているのですが、その接着力が弱ってしまったり、レジンで詰めた所に再び虫歯が出来てしまえば、やはり外れてしまいます。

もともと金属ほどの強度は無いので、噛む力によっては、欠けたり割れてしまう事があります。またレジンは、物を噛んだり歯ぎしり等といった、歯をこすり合わせることで擦り減ったり、歯ブラシによっても少しづつ削れます。

レジンを使って虫歯を修復する時は、歯科医師は出来るだけ健康な面を残そうとします。レジンの良い点の1つとして、削る面積が少なくて済むと言う事があげられます。しかしある程度の深さや大きさがないと、レジンが歯面に接着する面積が少なくなってしまうので、どうしても外れやすくなります。

レジンを詰めたばかりですぐに外れてしまう時は、以上の様な接着面積の問題が考えられます。その時はもう少し削って外れにくい形態にしてから詰め直しをします。

| 詰め物が取れるのはなぜ? | 07:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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