歯科衛生士が解説する歯医者さん入門講座

ベテラン歯科衛生士が虫歯や口腔衛生等についてアドバイスします。

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歯がすり減る、咬耗と磨耗

歯は器械的な刺激により削れたり、擦り減ったりします。歯と歯がこすれあって、歯の咬み合わせがすり減る事を「咬耗」(こうもう)と言い、歯ブラシなどに歯がすり減る事を「磨耗」(まもう)といいます。

咬耗は、歯の咬み合わせに生ずるので、お口の中を見ると、その人の咬む力や咬み合わせの状態を把握する事が出来ます。歯ぎしりや食いしばり、異常な咬み合わせによっても起こります。かみ合わせの極端に強い場合、はめてある金属までもすり減ってしまう場合があります。

磨耗は強すぎるブラッシングが原因の場合がほとんどです。咬み合わせが強い為に、歯の根元のエナメル質がはがされてしまい、そこにブラッシングによる強すぎる摩擦が加わる事で、大きく削れることもあります。硬い毛質の歯ブラシを使用しても磨耗は起こります。

咬消耗050 - コピー

上記の写真のうち、咬み合わせの面が咬耗で、歯の根元のすり減りは磨耗です。咬耗や磨耗は、症状が現れない事も多いのですが、象牙質まで削れてしまうため、虫歯にもなりやすく、また知覚過敏を引き起こします。知覚過敏はほおっておくと歯髄炎へと進行する場合があります。

治療は、樹脂材で削れた部分を覆ったり、寝ている間の歯ぎしりが酷い場合は、「ナイトガード」と言うマウスピースを作製して装着してもらいます。治療して入れた金属や樹脂材が影響している場合には、それを入れ直したり、削るなどして咬み合わせの調整を行います。

そして正しいブラッシングを身につけてもらったり、歯ブラシの選び方なども説明して、原因となっている因子を取り除き、進行を食い止めるようにします。しみる等の症状がある場合には、しみ止めのお薬を塗布したりレーザーを使ったり、樹脂材やセメントで覆うなどして症状を緩和する処置をします。

しみる場合は、自宅で知覚過敏用の歯磨き粉を使ったり、フッ素を塗布して症状をおさえましょう。

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